第3回広島ミカサチャレンジカップU11

予選グループリーグ

 vs KUSUNA 1-0

 vs三原 6-0

 vs ツネイシ3-2

 

決勝トーナメント

 vs 廿日市 1-1 PK3-2

 vs サンフレ 0-5

3位決定戦

 vs ツネイシ 1-1 PK3-2

 

 予選リーグは厳しい戦いが予想されていたため,遠征などを通して長い時間をかけ準備してきました。初戦は初の県大会ということで、1ピリの選手は足が震えるほどの緊張感を味わったようでしたが,相手の状況をよく見ながら果敢にチャレンジしていました。どのピリオドも集中して粘り強く戦ったことが終了間際のゴールにつながったと思います。残り2戦は少し緊張が取れ,最近のコスモらしい躍動感あるサッカーを展開できました。

  2日目はトーナメント戦,前日の疲れからか1試合目の選手の動きやモチベーションが良いとは言えない状況でした。試合内容も,スペースを有効に使えずに狭くなり、相手に攻撃の手を読まれ,消極的な場面が多くなりました。そのため,次第に相手のボール支配率が多くなり,1ピリからCKで先制されてしまいました。おそらく昔のU11はこれで終わっていましたが,今のチームは誰も下を向かずに,必死に追いつこうとしていました。そんなみんなの想いが終了間際の同点ゴール,PK戦での勝利につながりました。

 大一番のサンフレ戦では,相手の強みをつぶしつつ,自分たちのサッカーを貫きとおすこと目標に挑みましたが,個々の技術の高さ,スピード、フィジカルの強さ,チーム力に圧倒されました。実際に試合した選手は,それらを肌で感じたことはとても良かったと思います。しかし,試合をよく観察すると,サンフレの選手は当たりまえのことを正確にやっていると思いました。パスやポジション修正の際は必ず名前を呼んでコミュニケーションをとる、PKのこぼれに反応する、相手を見て判断するなど基本が徹底されていると思いました。コスモがプレッシャーをかけても正確でミスが少なかったので、よくトレーニングされていると実感しました。

 ミカサチャレンジU113位という結果で終了しました。3位という結果は今のU11には上出来かもしれません。しかし、中国大会に出場できなかったことが非常に残念です。しかし、勝敗以上に県大会という素晴らしい舞台で、皆んなで6試合、しかもPK戦を経験したは非常に良かったことで選手は成長したと思います。これからは個々のレベルアップはもちろんですが,コスモの練習でチームの連携や戦術を深め、皆が目指すコスモらしいサッカーを徹底すれば差は縮まるかと思います。

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