2022フジパンカップ第46回中国少年サッカー大会U12

7月16日~18日の3日間、第46回中国U-12サッカー大会 フジパンカップに参加してきました。

中国地方の各県の代表チームが集う大会であり、非常に内容の濃い3日間となりました。

 

【予選リーグ】

VS 山蹴 4-1

VS Jフィールド岡山 1-5

 

PSV益田さんが出場辞退となったため、3チームでのリーグ戦となりました。

初戦でJフィールド岡山さんが山蹴さんに勝利をしていたため、山蹴さんに勝利をおさめれば予選リーグ突破が決定する試合でした。初めての中国大会ということで緊張もあるかと思っていましたが、子ども達は普段通りのサッカーを見せてくれました。

2日目の予選リーグ最終戦となったJフィールド岡山さんとの試合は、身長の大きな選手に押し込まれ、セットプレーで失点する形となりました。セットプレーの守備については、課題として残った試合です。

 

【決勝トーナメント】

1回戦 VS ファジアーノ岡山 3-4

敗者1回戦 VS 鳥取セリオ 3-1

5位決定戦 VS レノファ山口 1-1 PK 13-12

 

予選リーグの結果2位で決勝トーナメントへと進出することができました。

決勝トーナメント1回戦は、ファジアーノ岡山さんでした。

この試合に勝つか負けるかで3日目の試合が大きく変わること、そして、広島県から送り出してくれた多くのチームや保護者のためにもこの試合を勝ち抜きたいということをミーティングで伝え試合に臨みました。

前半開始直後は相手のサッカーに少し戸惑いも見られましたが、徐々にこちらのペースにもっていくことができ、相手を押し込んでサッカーを展開することができました。しかし、押し込んでいたところをカウンター攻撃によって1点失点してしまいます。良いサッカーを展開することができていたので、その後も安心して子供たちのプレーを見守っていました。すると前半終了少し前くらいにゴールを奪い、1対1で折り返すことができました。

ハーフタイムの子どもたちの顔を見ても自分たちがしっかりとプレーできていることが伝わってきたので、これまでやってきたことを最後まで貫くことだけ伝え送り出しました。後半開始直後にミドルシュートを決め逆転に成功。しかし、ファジアーノさんも個々の技能が高く同点にされてしまいました。飲水タイム直後のプレーでゴール前の混戦から見事なシュートが突き刺さり、再び逆転に成功します。残り10分足らずの時点で逆転に成功しましたが、再び同点にされ、後半ロスタイムに逆転されてしまいました。あと1歩のところで中国地方ベスト4を逃しましたが、最後までコスモらしい試合を展開してくれたと思います。途中で時間を稼いだり、ゴールに向かわず相手に奪われないようなプレーの選択肢もありましたが、子ども達はまだまだそこまでの余裕やマリーシアはありませんでした。この点において、子どもたちがピッチの中で自立していくこと、「サッカーを学ぶ」ことが今後の課題となることがはっきりしました。

決勝トーナメントの1回戦で負けはしましたが、3日目は鳥取県1位の鳥取セリオフットボールクラブさんに3-1で勝利し、最終戦では山口県1位のレノファ山口さんにPK戦の末勝利をおさめ、見事中国地方5位でフィニッシュすることができました。

3日目には、トレーニング中やすれ違う度にいろいろな指導者からファジアーノ戦について「惜しかったね」「良いチームだね」とほめてもらえました。

現時点での自分たちの立ち位置を知ることができたので、トップレベルのサッカーで通用したこと、課題となったことをこの夏にしっかりと取り組み、さらにレベルアップしていきたいと思います。

3日間の遠征を快く送り出してくださった保護者の皆様、応援してくれた東広島の4種のチームの皆様への感謝の気持ちはこれからのレベルアップした姿で応えて行きましょう。

14人の子ども達、本当によく頑張りました!

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